今回はスタッフの山田ひとみが、我が家のペットについてお送りします。
イコロ動物病院にはフェレットがいます。名前は「大将・たいしょう」です。
普段は病院の2階(自宅)で生活しています。
2004年10月に飼い始め、その時は生後1か月だったので、現在8歳になりました。
フェレットの平均寿命はおよそ6~7年と言われていますので、老齢にあたります。
2009年暮れ、大将(5歳)が肺水腫になり一時、生死をさまよった事がありました。何とか戻ってきてくれたのですが、その頃から心臓病の薬が欠かせなくなりました。大動脈閉鎖不全という心臓の病気で、いつまた肺水腫になるか日々気を付けながら、薬は現在も毎日飲み続けています。
またフェレット用おやつのゼリーが大好きで、具合が悪く食欲のない時でも食べてくれるので、そちらも常備しています。
2009年以降はひどく具合の悪い事はなかったのですが、最近衰えていく様子が見受けられるようになりました。と言うのも、先日までは後ろ足に力が入り、きちんと歩けていたのですが、昨日から力が入らないようで少し歩くとペタッとその場で腹這いになって、グタッと寝てしまうようになりました。排尿もその状態でしてしまうので、お腹がおしっこまみれになります。
心臓の音は今の所、問題ないし、食欲もあるのですが。ひとまず循環を良くする為と低血糖を防ぐ為にステロイドを注射してもらい、様子を見る事にしました。少し回復してくれればよいのですが…。
大将の生活スペースも年を重ねるにつれ変化しています。
ぶらさげたハンモック(フェレットはハンモックが好きなのです)
ゲージ内はスキップフロア
↓
直置きのカゴ
ゲージはスキップのない広いもの
トイレも浅くて入りやすいもの
↓
直置きで毛布を袋状にしたもの
(潜り込める・出入りしやすい)
大将が生活しやすいように、こちらが世話や掃除のしやすいように変えています。
調子が良い時は「今日は調子がよさそうで良かった」と安心するのですが、少しでも悪くなると「8歳だし、病気もあるし、いつ旅立ってもおかしくない…」と不安になり、まだ心の準備が出来ていないんだなと自覚させられます。
オーナー様にもよく話す事ではありますが、どうしてもペットの方が先に亡くなるのは仕方ない事で、ペットが旅立った時の心の準備をする為に、ペットが少しでも楽に生活出来るように工夫してあげたり、飼主自身が後悔のないように日々接する事が大切なんですね。 小さい事かもしれませんが、積み重ねて行き、ペットもオーナーもお互いが
一生懸命生きる事が望ましいのではないかと思います。これは自分にも言い聞かせながら、この文章を打っているのでした。
後、どれ位の時間が残されているのかわかりませんが、毎日きちんと見てあげて一緒に暮らしてこうと思います。そして最期は安らかに旅立ってくれる事を切に祈るばかりです。
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