オゾン療法
オゾン療法とは、オゾンガスを用いたさまざまな治療法の総称です。血液クレンジングやアンチエイジング、歯周病や皮膚の治療などに利用されています。従来の考えでは手術が適応でない、あるいは今までの治療法で効果が得られにくかった難治性疾患(腫瘍やアトピーなど)にも用いることが可能です。
オゾン療法は日本では馴染みの薄いものですが、ドイツやイギリスでは30~40年の歴史があります。近年ではオゾン療法の有効性が日本でも広まりつつあります。
幼犬や甲状腺機能亢進症の子を除いて、使用方法を間違いなく行う事で副作用はなく安全なものです。人はもちろん犬における治癒効果は、世界中の多数の事例から確認されています。
体内の酸素化 ・ 免疫機能の向上 ・ 細胞の活性化
オゾン(O3)は酸素原子3個でできた気体のことです。オゾンは不安定なため酸素(O2)に変わろうとひとつの酸素原子(O)を放出します。いわゆる酸化反応です。
「酸化」=「悪いこと」という印象を持ちがちですが、実は酸化によって生まれた活性酸素も、少量であれば良い働きをすることがわかっています。どのような良い働きがあるのでしょうか?
この活性酸素は細胞を活性化させることによって、抗酸化力を高めます。
さらに赤血球・白血球・血小板にも働きかけ、体内の酸素化と免疫力の向上、血流の改善をさせます。これらの働きが、病気や症状の改善・再発防止やアンチエイジングに効果を発揮します。
オゾン療法は今問題が起こっている部分だけに働きかけるものではなく、全身に働きかけることができます。自然治癒力を上げる事で病気を再発しにくい身体づくりにも大きな役割を果たす事が出来ます。
加齢に伴い細胞や臓器は少しずつ衰え、身体の機能が低下(老化)してきます。
体内で産生される酸化物や老廃物は蓄積され、肝臓や腎臓といった機能の低下を招きます。その結果、免疫力の低下につながり、各細胞に負担がかかっていきます。
若い時であれば食生活、運動機能など生活習慣の中で多少不適切な要素があっても、若さでカバーできていました。しかし中・高齢期になるとだんだんそれも難しくなり、症状や病気という形で表に現れてくるようになります。
オゾン療法は、従来の西洋医学が得意とする“症状に対する対処療法”とは異なり、身体機能の根本に働きかけることで全身の機能向上、改善に取り組むことができます。それにより死期を迎えるまでの生活の質(QOL)を向上してあげることが可能になります。
また高齢になればなるほど麻酔や手術に対するリスクが高まり、薬の副作用についても注意を払う必要があります。そんな繊細なシニア犬の治療の選択肢として、オゾン療法はおすすめです。
有効であると報告された症例
腫瘍
犬アトピー性皮膚炎
歯周病
椎間板ヘルニア
脳神経疾患
自己免疫性疾患
心疾患
動脈循環障害
ウイルス・細菌などによる感染症
肝炎
腎不全
糖尿病
難治性老齢性疾患(認知症など)
効果を判定する為のモニター期間を設けています。
*1~6回まで:550円
*通常料金 :2,200円(2週間以内の場合、10%割引)